学生・専攻医の方へ Recruit

Voice 先輩の声

  • 高難度な症例が集まり、
    エキスパートの卓越した内視鏡技術を間近で学べる
    増永 哲平 (金沢医科大学卒、2024年大学院卒業)

    私は医学部を卒業し、地元の石川県の病院で5年間研修を行った後、慶應大学の門を叩きました。消化器内科の医局には属さず、直接内視鏡グループの大学院生としてトレーニングを始めることになりましたが、当初は縁もゆかりもない場所に行くことに不安がありました。しかし、実際には学閥のない、皆が対等に働ける環境で、自身の研鑽に集中することができました。慶應大学には全国から高難度な症例が集まり、エキスパートの卓越した内視鏡技術を間近で学ぶことができ、特に偶発症が発生した際の対応は、文献では得られない知識が多く、自身の大きな糧となったと思います。また、実験室には動物臓器専用の内視鏡もあり、ハンズオントレーニングや機器開発に励み、「内視鏡技術の可視化」をテーマに研究を行い、4年間で無事に学位を取得することができました。臨床・研究を共にハイレベルに学べる慶應大学内視鏡グループの研修は、自信を持ってお勧めいたします。

  • 様々なニーズに即したキャリアを形成できるため、
    必ず充実した大学院生活が送れる
    宮﨑 蔵人 (慶應義塾大学卒、2024年大学院早期卒業)

    はじめまして。私は当院の大学院卒業後に、現在スタッフとして勤務しています。私の経験を基に、大学院の魅力をお伝えしたいと思います。
    臨床面では、精査内視鏡、動物モデルESD、内視鏡介助などを通して、多角的にトレーニングを積むことができます。また、食道・胃・大腸ESDのみならず、最難関である十二指腸ESD症例も豊富であるため、それらを通して、Expertの高い技術を目の当たりにでき、経験症例数以上の成長が得られると思います。私の場合、3年目までに食道・胃・大腸ESDを自己完遂、4年目には外勤先でESDができるようご指導いただきました。また、自身の興味に応じて、胆膵内視鏡や小腸内視鏡などを学ぶことも可能です。
    研究面では、治療困難症例やclinical questionを題材に、論文執筆や学会発表を多数行えます。私は大学院で10本の論文を執筆し、うち1本がAmerican Journal of Gastroenterologyにアクセプトされ、3.5年の早期卒業で学位取得となりました。学会活動や多施設研究を通して、他病院の内視鏡医とつながれたことも大きな財産となりました。
    大学院は臨床と研究の両立が大変ですが、その分得られることも多いです。様々なニーズに即したキャリアを形成できる環境が整っているため、必ず充実した大学院生活が送れるはずです。皆様と内視鏡診療にあたれることを楽しみにしています。

  • ライフステージの変化があってもやりたい事を諦めず
    どちらも続けて頑張りたいという方にお勧め
    水谷 真理 (福井大学卒、2024年大学院卒業)

    私は現在、内視鏡センターのスタッフとして働いています。医師6年目に入局し、7年目から大学院に進学し、大学院の間に2人子供を出産しました。
    大学院では病棟フリーとなるため、研究や内視鏡診療に集中しながら、子育てとも両立することが出来ました。コロナ禍もあり1年休学しましたが、指導医の加藤教授始め周囲の先生方のお力添えもあり、5年間で無事に博士号を取得出来ました。診療面でも日中にしっかりとESDの研鑽も積ませて頂き、卒業した翌月からは治療の曜日責任者を担当しています。
    現在、内視鏡グループでは女性医師や子育て中の医師も多く所属しています。全体のスタッフ数が多く、定時で帰ることや急な子供の病気による欠勤にも対応して頂いています。カンファレンスや抄読会もWebで行っており、自宅からの参加も可能です。当直やオンコール免除の制度もあります。男性医師も子育て中の人が多く、理解が得られやすい雰囲気であることも大変有難く思っています。
    ライフステージの変化があってもやりたい事を諦めず、どちらも続けて頑張りたいという方、是非慶應内視鏡センターでの研修をご検討下さい。私が自信を持ってお勧めします。

  • 臨床面、研究面いずれも長けた先生方のご指導のもと
    やる気に満ちた同年代の先生方と仕事ができた
    峯崎 大輔 (大分大学、期間:2023-2024年)

    私は医師7年目から8年目にかけて国内留学をさせていただきました。基本的に大学院生と同じ業務内容で,内視鏡症例や臨床研究いずれも平等に機会を与えていただきました。1年目は国内屈指の実力を持つ先生方の治療見学・介助をして目を肥やしながら,24時間いつでも使用可能な動物モデルで実践するという非常に恵まれた環境で下積みを行いました。1年目の後半からは2年目は実臨床でのESD(食道・胃・大腸)を行いながら,臨床研究にも携わる機会をいただきました。臨床面,研究面いずれも長けた先生方のご指導のもと,やる気に満ちた同年代の先生方と仕事ができたことは私の人生にとってかけがえのないものになりました。「どこで,誰に,誰と」学ぶかは非常に重要です。あなたも一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

  • 症例の集まる施設で診断から治療まで
    集中的に学ぶことができ、良い刺激をもらえた
    西川 倫子 (兵庫県立がんセンター、期間:2024年)

    2024年4月から1年間、十二指腸腫瘍に対する内視鏡治療の研修を目的に国内留学させていただきました。
    十二指腸腫瘍はまれな疾患であるため慶應大学に来るまであまり多くの症例を経験していませんでしたが、慶應大学では小病変も含めるとほぼ毎日のように精査や治療を経験することができ、全国的にも症例の集まる施設で診断から治療まで集中的に学ぶことができました、また矢作教授や加藤教授のESDを間近で見たり介助につくことで新しい技術に触れることもできましたし、慶應大学の院生やスタッフの先生方のレベルも高く、自分自身の内視鏡技術を見直す上で、良い刺激をもらえたと感じています。
    慶應大学で得た経験をしっかりと活かして、地域の患者さんによりレベルの高い内視鏡治療を提供できるよう頑張りたいと思います。

  • 常に海外からの見学者がおり、英語が飛び交う
    国際色に富んだ環境にあり多くの貴重な経験ができた
    富田 英臣 (愛媛大学、期間:2024年)

    2024年4月から2025年3月まで腫瘍センター・低侵襲療法研究開発部門に所属し、内視鏡センターでの検査・治療の機会をいただきました。当センターは全国有数の検査・治療症例数を有し、特徴である十二指腸腫瘍に対する治療は全国から患者さんが受診されますので、この一年でこれまで経験してきた以上の症例に触れることができました。またEFTRのような先進医療も積極的に取り組んでいます。それに加え、常に海外からの見学者がおり、英語が飛び交う国際色に富んだ環境にあります。多くの貴重な経験をさせていただけたことは今後の財産になると感じています。スタッフの皆様に感謝するとともに、今後も継続した交流ができることを期待しています。

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